今回の旅程で一番心が躍る「四国まんなか千年ものがたり号」の乗車記がメイン。
高知では1泊し、ひろめ市場でカツオを満喫。路面電車で高知駅に向かい午後から乗り鉄再開。
近代的な高知駅。こんなところまで自動改札化されてるんですね。
特急南風 高知→大歩危
「四国まんなか千年ものがたり号」の始発駅は徳島県の大歩危駅なので、そこまで特急南風で向かう。
2020年9月当時、まだ2000系が運用に入っていた。3両編成と短いながら半室グリーンがついている。
2000系のグリーンはそんなにグレードは高くないかな...2700系になってだいぶ改善された部分。
半室グリーンがある車両は普通席部分もリニューアル済み。ただそれ以外は非リニューアル。
ごめん! 御免駅のみ駅名標がひらがな表記なのがポイント。
四国まんなか千年ものがたり号 大歩危→琴平
自分以外にも数人南風からの乗り換え客がいた。雨にも拘らず各号車ドア前でのお迎えがあり、なんか申し訳ない気持ちになってきた。
大歩危を出るとしばらく吉野川に沿って走る。最初進行方向左手に川が見えるが、途中小歩危の手前で対岸に渡り今度は右手車窓に川がくる形になる。
また途中様々な場所で沿線の方々のお手振りがあり、この列車自体が重要な観光資源であることが伺える。
今回は奮発して事前に弁当を予約した。JR四国ツアーに指定券を手配してもらった際、同時に食事券も手配してもらったので楽々。一人旅にも配慮してカウンター席があり、恐らく指定券1人分のみ購入すると特にリクエストが無い場合ここがアサインされるのだろう。
阿波川口で少々停車時間があり、その間駅前のブースで特産品の購入ができる。
(ゴミとか映り込んでるけど)内装はこんな感じで、木を多用した内装×暖色照明で大人の空間になっている。夜中走らせたらムードが出そう。
個人的に盛り上がるポイントは有名な秘境駅、坪尻駅での停車だった。普通列車で訪問しようとするとスケジュール調整が面倒なので、この列車でお手軽に立ち寄るのもあり。
駅前一等地?の有名なマムシ注意看板。普通列車で訪れた場合、次の列車までの待ち時間は虫との闘いだろう。
上り列車なので出発後引上げ線に入り方向転換、再び坪尻駅を見下ろすような形でトンネルに入る。
讃岐財田でも南風との行き違いのため停車する。乗車可能駅は大歩危、下車可能は琴平・善通寺・多度津のみだがこのように行き違いなどで少々止まる駅でもドアを開放してくれる。
今回はこんぴらさんに登るべく琴平で下車した。食事券購入者は琴平駅のラウンジで茶菓子を頂ける。
満足度の高い列車旅だった。