KL発飛日記

マレーシアに赴任してた(現在は日本在住)の旅行好きによるB級旅行記・ホテル宿泊記・フライトルポなど

オホーツクのグリーン車に乗る

早起きは三文の徳

自衛隊割なんかがある愛国ネカフェ

昨晩0時前に札幌に着いて翌日は朝7時前のオホーツクで旭川へ向かう。そんなわけでホテルを取るのももったいないなと思い久々にネカフェ泊をしてみた。んー隣のジジイから発せられる雑音なんかで快眠には程遠い。

しかしネカフェ出て3分で札駅の改札なんで地の利を生かし朝から鉄分補給。JR北海道では人気車両2種の置き換えがアナウンスされ注目が高まっているのだが朝6時台の札幌駅は効率的にその車両を見学できる。

一発目は6時ちょうどの北斗2号に使われるキハ281系。運よく試作車が組み込まれていた。前の貫通扉の窓が小さい。
↓普通の顔。違いがお判りいただけただろうか。

しっかりと今限定「HEAT281」復刻ロゴも写真に収めてご満悦。

あともう一個マニアックなネタだが朝に一本ある東室蘭行き。ずっと電化区間にも関わらず気動車で運行されるのだが、こちらの車両も後継車が発表されている。まだ消滅まですこし期間があるが朝の札幌駅になかなか来る機会が無いので記録しておく。電化前の札沼線を思い出した。

外板はボッコボコ。種車である50系客車としてデビューしてからどんくらい経った?客車->気動車の改造をするとはアメイジング苗穂工場。
国鉄キハ・ボローツクの旅

目的地は旭川なんで隣の始発ライラックに乗れば当然早くつくんだけど、ボローツクに最後の乗車をするのがメインなので待つ。ボローツクは6:56の発車だが札駅入線は6:40前と比較的ゆとりがあり、特急の風格をここでも感じた。

国鉄キハ特急ということでカメコの人数がすごく、なかなかクリアな写真が取れない。

もはや錆を隠す気もないボローツク。引退まであと半年このままの姿で駆け抜けるんだろう

今日乗るのはひときわ目立つハイデッカーのグリーン車。なんか特別な車両に乗ってます!っていう感じがしてイイね。ドアの段差も2段ある。

国鉄特急おなじみのくずもの入れに萌える。もう見ることもほとんどなくなってしまった。

 

こちらがG車の客室。スーパーおおぞらと同じコンセント付き座席を取り付けてること、また内装も暖色系で改装されているんで全然ボロくない。ってかこの椅子多機能かつ肉厚ですごい快適だったりする。

一方デッキ周りは手が加えられてないようで年季を感じる。車販準備室横のブルトレ椅子いいね。昔はここで飲み食いできたのかな。

普通車も見てみた。こちらも現行のスタンダード椅子に換装されているんで快適度では劣らないはず。

まあ客室の仕切りやドアは古臭い

エンジン唸らせてゆっくりと札駅を出発! まずは日ハムの練習場が見えてきた。北広島に移転しても引き続き使うのかな。

苗穂では同じく長距離ランナーの特急宗谷が支度をしてた。過酷な天候のなか超長距離走るんだから整備の現場は本当に大変だよなー

さらにはノースレインボーエクスプレスを見ることが出来た。この日山線経由で函館まで向かう臨時特急ニセコに入ったとのことで大注目の的だった様子。

岩見沢すぎたくらいで札幌駅で仕込んでおいた朝食を頂く。やまべの寿司って初めて食ったよ。やまべって北海道の呼び方らしく関東で云うオイカワ。

札幌->旭川の車窓って基本的にこんな感じで田んぼが続く。黄金色に輝く稲穂がキレイ。

なんか滝川過ぎたあたりから霧が急に濃くなったかと思えば

深川の手前では快晴。空知の天気は難しいのか。

ドアのステッカーに居るこの生き物ってモジャくんっていうんだよ。このステッカーくらいでしか姿を見ない上にステッカー自体数減らしていてそのうちモジャくんが絶滅しちゃうかも。

長ーいトンネルをいくつか抜けると旭川。無駄に立派な駅に立派なイオンが出来て市内中心地は死にかけの状態。田舎あるある

旭川でも鉄っちゃんがあわただしい動きを見せていた。俺も他人のことを言えないけど。

さらばキハ183系。次はタイで会おう!

石北線開通90周年らしいく節目のタイミングで車両の置き換えですよ。次のもおおぞらのお古だけれども。ってかそのうち特急自体廃止されそうな経営状態のヤバさだ。

昔の旭川駅の方が好きだった...上のこいつはタイ行けば会えます。