KL発飛日記

マレーシアに赴任してた(現在は日本在住)の旅行好きによるB級旅行記・ホテル宿泊記・フライトルポなど

CA840 BCN→PVG Y 【2019モロッコ+スペイン⑭】

ロッコからの帰路、全4レグの内3レグ目。空港野宿からの13時間エコノミーフライト。体は直行便を渇望しているが残念ながら上海経由での帰国となる。

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預け荷物はスルーではなく上海でのピックアップが必要とのこと。出国後、一般エリアが冷房効きすぎ寒すぎるんでワッパーラウンジに移動。

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その後行きの時も寄ったPPラウンジで適当にスナック類を貪る。早朝だったんでガラガラ。

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お隣のゲートにはLATAMが。こいつの離脱によりワンワールドの数少ない優位性がさらに少なくなってしまった。

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今回の旅でCAには4レグ乗ったけど、すべてA330とあまり面白みのない内容。ガラガラすぎて搭乗口に列すらできず、ファイナルコールの時点になりやっと搭乗が始まっていることに気づく。アブねー

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ざっと見た感じ搭乗率は3割に満たない。座席はどこでも移ってよいとキャビンアテンダントからのお言葉があり、横一列独占のエコノミービジネス状態。

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隣のCAは北京行きで同時刻帯に出発する。北京行きの方が1時間ほど飛行時間短かった記憶。

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この日は快晴だったんで離陸後左手機窓にバルセロナの街が一望できた。

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バルセロナ積込の機内食なんで、行きのゴミみたいな食事よりも遥かにマシ。1食目はピラフ。

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2食目は平麵で北京時刻朝4時くらいにサーブされた。時間帯を一切無視したハードな朝食内容。

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朝食食べ終わるころには遠くに朝日が見えた。上海には5時ごろの到着。

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曇りなのか大気汚染なのかよく分からんが良いコンディションでは無い上海へ到着。ガラガラなおかげでよく寝れて快適だった。

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再びのバスゲート。この空港でPBB使えたことは殆どない。次の便まで8時間くらい暇なので市内に出て時間を潰す。

TP1048 LIS→BCN Y【2019モロッコ+スペイン⑬】

ロッコからの帰り道、全4レグの内2レグ目(リスボンバルセロナ)

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リスボンの空港、コンパクトかつ機能的で良空港の予感。フードコートが充実しているのも貧乏人には助かる。

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暇なんでマックに冷やかしで入ってみた。ポルトガルのマックはスープなんてあるのか!おしゃれだな~

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雑然とした中にベンツがドーンと鎮座してる。やっぱモロッコからヨーロッパに入ると豊かさを感じるな。

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PPで入れるラウンジはいくつかあるがその中で評判の良いANAラウンジへ。もちろん平子の方とは何の関係もない。本家の方の国際線ラウンジも今はPPで入れるんだっけ。

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申し訳ないけどここのラウンジは全然印象に残っておらず、唯一撮ってた写真からソフトドリンクが充実してたというのが分かる程度。

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LCCみたいに預け荷物が有料なこともあって、ゲート前では持ち込み荷物のサイズチェックが行われていた。俺のバックパックは明らかにサイズオーバーだが、そもそもバックパックのサイズって今までも計測されたことがない。係員はキャリーケースにしか興味がない様子。ここも平和に通過する。

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今回はバスゲート。真下から見るとA319クラスでも大きく感じる。TAPの塗装はシャレオツだよね。

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国内線みたいな距離だからいいけどシートピッチは狭い。横から見るとすごい極薄シートだ。

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短時間フライトながらもパンが支給される。エコノミークラスのサービスがどんどん削られていく風潮の中でこれは嬉しい。大泉洋似の男性CAがテキパキ仕事をこなしていたのが印象的。

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再びバルセロナに舞い戻ってきた。空港内で寝床を探すが同業者で良ポジがほとんど埋まっている。仕方が無いのでその辺のベンチでずっと映画見てた。翌日7時より上海への12時間フライトと旅程がハードすぎるぞ。自分で言うのもなんだが社会人のやることとは思えない。

TP1449 FEZ→LIS Y【2019モロッコ+スペイン⑫】

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ロッコ最終日になってしまった。フライトは昼過ぎなんでこの日はサボテンを貪ったり、

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謎肉サンドイッチを食べたり、

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市場を冷やかしたりして午前中の時間をつぶす。写真は載せないけど肉屋には牛の頭部が数個並べられていて観光客が興味津々に写真を撮っていた。ちなみにKLのチョウキット市場でも同じような光景が見られる。

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 空港までタクる。約30分、130DH(要交渉)微ボッタくりのせいか逆に全然値段が下がらない。この国にもgrab進出してクソドライバー共を一掃してくれ。

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規模は大きくないものの前衛的なデザインのターミナルビルだ。発着便も少ないようでガランとしている。

ここからリスボンバルセロナ、上海経由で成田に帰るという頭の悪い旅程。すべてエコノミーでさらにバルセロナでの空港野宿が待っている。

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搭乗予定のTAPポルトガル航空1449便は16:35発。Flightradar24で確認すると折り返しこの便となる予定の機材が40分ほど遅れている様子。リスボンでの乗り継ぎには余裕があるのでこれくらいの遅延は問題ないだろう。

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ロッコポルトガル行きの国際線フライトだが、フライト時間1時間ほどの短距離フライトなのでTAPポルトガルでは預け荷物が有料となる。ヨーロッパだとFSCでも預け有料がメジャーらしいが、FSCとしてどーなの?

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ターミナル内は自然光を積極的に取り入れるような設計。ただ照明をケチってるんで少し薄暗い。内装に金掛かってそう。

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制限区域内でも一通りの土産物を買うことが出来る。もちろん市内で買ったほうが安いが。

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PPで入ることのできるVIPラウンジ。制限区域内の喫煙所はラウンジ内にしかない模様。但し保安検査でライターを没収されるのでラウンジにいる兄ちゃんに借りる必要がある。

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食事は必要最低限。イスラム国家なので当然酒も出ない。暇を持て余したラウンジ係員の兄ちゃんがこっちに寄ってきてお勧めのハリウッド映画をひたすら紹介してくる謎展開となった。すごい目を輝かせて語ってくるので無下にも出来ない。

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予想通り?30分遅れでの搭乗開始。バスゲートでもなく徒歩ゲート。

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ちっこいプロペラ(ATR72)が今回の搭乗機。プロペラ乗るのは久々かもしれない。

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小さい機体なのにデカいファラン満載で圧がすごい。荷棚が埋まっていたためバックパックは機体の後方で預かってくれることになった。

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隣に駐機している機体はエアアラビアのA320UAEが本拠だがモロッコにも子会社を置いており、これはその機体。よく見るとレジがモロッコ籍を表すCNで始まっている。

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途中ちょっとしたスナックが供される。左側のち〇ぽみたいなやつはスナック、真ん中はマヨネーズベースのソース。

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そのままの遅れを維持したままでリスボン到着。リスボンがただの通過点なのは惜しい。1日くらい使って観光したかった。

青の街シャウエン【2019モロッコ+スペイン⑪】

バスを使ったフェズ発のシャウエン日帰り旅行。もはや説明不要の青色で染められた街。バスは事前に国営CTM社で往復分予約した。フェズ発のルートは人気が高いので絶対予約したほうがいいぞ!フェズのバスターミナルは旧市街、新市街の2か所あるので乗車場所に注意。観光客にとっては旧市街ターミナルの方がアクセスがいい。

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ctm.ma

当日予約画面をバスターミナルの窓口に提示すると紙チケットを発券してくれる。

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4時間少々の工程で途中トイレ休憩は1回のみ。

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満席のバスの車内には俺の他にも日本人カップルもいて、この場でおっぱじめそうな程車内でイチャコラしてた。(*´Д`)キモー

バスは市街のちょっと外れの方に到着する。青い街(旧市街)はそこから歩いて20分ほど。

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旧市街までの道のりもお洒落な建物が続いており、歩いてて楽しい。しかしモロッコは南部(砂漠の方)と北部で文化、気候的に全く違う。

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旧市街手前のレストランで軽食を頂いた。ペプシの瓶が旧ロゴタイプ

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旧市街の主要通りは両サイド土産物屋で埋め尽くされている。狭い坂道沿いに連なる風景はまるで江の島。ちなみにどの店も売っているものに差はほとんどない。

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路地に行くとガイド本でよく見る風景が広がる。実際は他の観光客が多く、人のいない写真を撮るのは意外に難しい。

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味のある個人商店。

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洗い場もしっかり青色で塗られており、予想よりも青色の世界感が徹底されている。色が薄くなっている個所を塗りなおしている光景も見られた。

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メイン通りを一番奥まで進み、ちょっとした丘があるのでそれを登ると俯瞰写真が撮れる。

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丘の手前の橋のたもとにあるオレンジジュース屋がマジうまかった。確か1杯10DH。まあここに限らずモロッコでは生絞りオレンジジュース屋台を多く目にした。

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旧市街自体はそんなに大きくないので、途中写真をバシャバシャ撮っても2時間あれば大体見て回れる。観光地なんでちょっと相場高いけどカフェやレストランは山ほどあり休憩場所にも困らない。

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ちょっと有名観光地になりすぎちゃって人多すぎだが、絵本の世界みたいで楽しい散策だった。

「これから4時間かけてフェズに戻るのは嫌だなー」

などと考えていたらヤな予感は的中し、帰路事故渋滞で1時間ほどバスが遅れた。日帰りだと1日10時間くらいバスに乗ることになるのでできれば泊りがいいかな。