KL発飛日記

マレーシアに赴任してた(現在は日本在住)の旅行好きによるB級旅行記・ホテル宿泊記・フライトルポなど

【マレー鉄道】KTMクアラルンプール駅を散策する

クアラルンプールの中央駅としての役割は2001年に開業したKL Sentral駅に譲ったが、未だに一部の長距離列車も停車するクアラルンプール駅。1910年に建設されたイスラム様式と西洋様式が織り交じった駅舎は今や観光名所で、絵葉書の題材になったりもしている。

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優雅な姿は今も健在。ただ優等列車の停車が減ったためか人気が少なく寂しさを感じる。

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建物の真下に来ると若干荒廃してる様子が見える。昔は賑わっていたであろう各施設も閉鎖され、唯一食堂が1軒のみ営業中。全体的にあまりメンテナンスはされていない模様で立派な歴史のある建物なのにちょっともったいないなとも思う。

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巨大な駅舎のわりに稼働している部分は少なく、改札口とチケットセンターくらいか。いくつか土産物屋であったり売店が入居していたと思われる跡がある。

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駅舎の道路を挟んだ反対側にはKTMの本部ビルがあり、こちらもドーム屋根を備えた歴史のある建物であるためついでに見学するのがおすすめ。駅から地下道で結ばれている。

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メイン駅舎のある西口の他に、ホームの東側及び北側にも駅舎を持つ。東側駅舎はもはや廃墟となっており、ホームレスの住処となっているためあまり近寄らないほうが良いだろう。

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一方北側駅舎は近代的で、連絡橋を通じてクラン川の反対側にあるLRT/MRTパサーセニ駅と接続をしており乗り換え客が多く利用する。なお写真に見えている範囲には列車が停車せず、奥の方に止まる。

 

執筆時点ではKTMは減便ダイヤを適用中でもともと少ない列車本数が更に減り悲惨なことになっていて各線2~3時間に1本なので利用する際は時刻をあらかじめ調べることをお勧めする。->増便されました。

www.ktmb.com.my

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ホームの有効長はかなり長く、4~500mくらいはあるんじゃないかと。ただ停車する長編成の列車は少なく、バンコクシンガポールを結ぶ超豪華列車イースタン・オリエンタルエクスプレスくらいではないかな?

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3面4線で、外側の2線は長距離優等列車(ETS等)、内側は近距離のKTMコミューターが主に使用している模様。高い天井と駅舎からヨーロッパっぽさも感じる。現在は賑わいが無く寂しいが早くここから遠くへ旅立てる日が来ますように。

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駅構内のトイレは整備されていて奇麗だった。メイン駅舎・及び北口の改札内に設置されている。

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KTMコミューターでお隣KLセントラルまで1駅分移動。KTMはアジアの鉄道の中では車両デザインが洗練されているよねー

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