KL発飛日記

マレーシアに赴任してた(現在は日本在住)の旅行好きによるB級旅行記・ホテル宿泊記・フライトルポなど

いい日旅打ち~ソウル競馬場編

正直ソウル来ても飯食う以外やることが無い...よっしゃ打つべ!という訳で前から目を付けておいたソウル競馬場へ。

最寄りは地下鉄4号線・競馬公園駅。ソウル駅、明洞、東大門から乗り換えなしのアクセス。

最寄りに着くとおっさんの群れがぞろぞろ降りていくのは日本と同じ光景。改札外コンコースには新聞スタンドが沢山あるんで、適当に調達した。(もちろん新聞は場内でも買える)

韓国の競馬新聞は冊子型のようだが、サイズがデカく若干持ち運びしにくい。マーク用のペンは新聞買ったらもらえた。

では入場。おぉ!中央競馬並みに立派なスタンド!

もっとしょぼいものを想像してた。

スタンド脇にはオブジェがあったり、公園っぽく整備されている区画があるなど、ファミリーを取り込もうとする姿勢が所々見えるのもJ〇Aっぽいが、努力虚しく客はおっさんばかりというのも日本と同じ。

メインっぽいエントランスから入るとデカい吹き抜けが。ショッピングモールみたい。。。馬券売り場と若干の飲食店・コンビニしかないけど。

今回使わなかったけど外国人用カウンターもある。さすが先進国という訳で、東南アジアの場末感ムンムン競馬場とは違う。(個人的には場末競馬場が好きだが)

ここの競馬場、穴場の数がとても多い。またどこも活気があり叫んでいるおっさんを数多く目にできる。俺も早く叫びたい!(何を?)

走路方面の様子。バカでかビジョンが目につく。この時2月でクソ寒な時期であったためか外でレースを観戦する人は意外に少なく、建物内の方が盛り上がっていた。
一番大事なことを忘れていたが、芝コースが無い。

馬券の買い方

この辺りで馬券の買い方を紹介。

1.まず有人窓口で現金をバウチャー(金券)に交換。馬券はこのバウチャーの金額から購入する。

2.マークシートを書く。

左上から順に

 i.場名選択(S:ソウル、BG:プサン、J:済州)

   ii.開催曜日選択(前日発売があるのかは不明)

   iii.レース番号選択

 iv:式別・馬番選択

単勝(1), 複勝(1/3),馬連(2/2),馬単(1->2), ワイド(2/3),3連複(3/3)...ほぼ日本と同じ

3連単はネット限定発売らしい。ギャンブル中毒対策もしくは高額的中の税金関係?

   v:1点あたりの金額

左から100W,200W....1000W,2000W.....10000W...

なんと韓国競馬は100W(約10円)から馬券を買える。

3.マークシートとバウチャーを券売機に投入。日本語対応しているよ

バウチャーも馬券もレシートタイプなのでなくさないように。

的中馬券はそのまま的中金額分バウチャー代わりに新たな馬券を購入できる。帰るときは有人窓口でバウチャーや的中馬券を渡せば現金が返ってくる。

場内に沢山あるモニターでオッズや払戻金額等を確認可能。日本のと変わらんので競馬経験ある人なら問題ない筈。

その他場内施設

競馬場メシも旅打ちの魅力の一つ~

ただスタンドの規模のわりに飲食店はそれほど多くなく

韓国らしくロッテリアやその他ファストフード、あとGS25(コンビニ)の姿が目立つ

そんな中スタンドの2Fか3Fで見つけた食堂に入場。ハングル全く読めないが、クレカ対応券売機に写真付きメニューが表示されていたので会話レスで飯にありつけた。

多分ジャージャー麺?違っていたらスマソ

ATM,両替所もあるんで追加の資金調達も楽々。

ちなみに過去の海外競馬の反省から、どうせ軸が絞れないのでボックス勝負。大きく負けはしないが勝てもしないという一番つまらない展開に。(個人的に金が減らない=勝ちみたいなもんだが)また今回ソウルのレースを生で見た感想として、馬の実力差があるのか本命サイドでの決着がほとんどであり、本命党大歓喜な競馬場なのではと思った。

大半の日本人観光客が知らない・来ることが無いであろうソウル競馬場だが、それなりにディープな体験ができるので競馬好きのみならず、ちょっと変わったことをやりたい旅行者におススメできる。

帰り際地下鉄の駅に向かう途中、屋台街が広がっていて吸い込まれそうに。韓国版オケラ街道というべきか。

この日はソウル市内、東大門近くの焼き魚横丁でサワラをつまみながら反省会。炭火で焼いたサワラがビールに合う!

国内感覚で来れる韓国で海外競馬に入門するのはアリかもしれん。