簡単な路線紹介
MRT Kajang lineはセランゴール州 Sungai Bulohから同 Kajangまでを結ぶ全長50km程の路線であり、途中KL Sentral(Musium Negara駅から接続), Bukit BintangといったKL中心地を経由するため観光客にも利用価値が高い。無人運転を行っており、運転士がおらずいわゆる「かぶりつき」が出来る。普段MRTに乗る際は結構な確率で先頭車両でかぶりついているのだが、今回全線乗り通して前面展望を楽しんでみた。
マレーシアで自動運転とかこえ~。緊急時とかどうするんだろ
また、現在MRTの新路線(Putrajaya Line)が建設中で、2021年の7月から試運転が始まる予定。こっちについては開通後すぐ乗りに行ければと思う。->開通前に帰国しちゃいました(笑)
車両紹介
車両は4両編成でSiemensもしくは中国中車製。なんとなくメカっぽい見た目で厨二心をくすぐる。アゴが出っ張っているのはご愛嬌。第三軌条方式なのでパンタグラフはない。
車内全景。つり革・スタンディングポールが数多く配置されており、ラッシュ時に威力を発揮する。椅子は海外でありがちな硬いやつで長時間の乗車は辛い。
2種類のLCDが装備されており、ドア上の細長い画面では次駅案内、もう一方のは広告を表示する。
前述したが無人運転を行っており、最前部から前面展望を楽しめる。運転台が格納されているように見られ、おそらく非常時には有人運転も可能。
駅設備紹介
KL中心部のMusium Negara~Maluriは地下駅、それ以外の駅はすべて高架駅となっている。
全駅ホームドア完備で、地下駅だとフルスクリーンタイプ、地上駅はハーフハイトタイプ。
発車標は全駅共通でモニタ式。日本と異なり発車時刻ではなく次の列車の到着までの時間が表示される。
12分間隔って江ノ電みたいじゃん
全駅調べたわけではないが、ほとんどの駅にトイレの設備がある。但し便座がなかったりするので注意。
券売機(右側)とTouch n go リロード機(左側).
駅でカードのリロードを行うとRM0.5の手数料がかかるケチ仕様。切符はトークン型。
新駅計画があるのか、駅ナンバリングは所々飛び飛びになっている。
次回以降実際の乗車記になる予定...