北京市内から万里の長城(八達嶺)に公共交通機関行く場合、徳勝門のバスターミナルからバスで行く方法、そして黄土店駅から列車で行くパターンの2通りあるが、列車は本数が少なく乗り換えもめんどくさいのであまりお勧めしない。ただ敢えて今回鉄道で行ってみた。当時1日10本程と少ない運転本数なので列車で行きたい物好きは予め時刻を調べることを推奨。
宿泊した前門のゲストハウス。こう見るとお洒落だが4人ドミトリーの部屋が小便臭く最悪だった。
前門の周りはこんな感じで昔ながらの風景が広がっている。発展著しい北京だがこの辺りは半分観光地っぽくなっているのでまだこの風景は保たれると予想。
まず地鉄13号線で霍営駅へ。そこから黄土店駅へ徒歩連絡となる。
一応駅周辺に案内看板があるので迷うことはないだろう。ちなみに白タクの運ちゃんが待ち構えており長城へいく客をあの手この手でタクシーに誘導しようとしてくるので注意。
左手のプレハブみたいなのが駅舎。S2線では一卡通も使用可能なので切符を買う手間を省ける。記憶がおぼろげだが中国国鉄が運営する路線なので駅入場時にパスポートの提示を求められる可能性がある。
駅舎内は人民で溢れかえっている地獄のような光景。中国は基本列車別改札なので待合室で待機。改札が始まると民族大移動状態になるので備えよう。
座席バトルに出遅れても一番後ろなら空席がある可能性があるのであきらめないこと。写真は硬座(2等車)だが、S2線に限って言うと軟座(1等車)も同じ料金で利用できるので空いていればそっちのほうが快適。
空気が汚いんじゃなくて窓にフィルムが貼ってあるだけ。既存の中国国鉄の線路を使用する形で運航しており途中国鉄の一部の駅を通過する。
黄土店駅を出るとしばらく地鉄と並走する。
途中車窓からも長城の姿を確認できる。
青龍橋駅では客扱いはしないもののスイッチバックを行う。なぜスイッチバックという言葉に鉄な人々は過剰反応をしてしまうのか。
食堂車(ビュッフェ)も連結している。乗車の際には気づかなかったので供食しているのかは不明。
長城まで駅から1km程離れている。普段であれば観光客が列を成して歩いているのでそれについていけば大丈夫。
歩いて15分ほどで入場口。途中食堂なんかもあるのでそこで食事可能。