時間が出来たので出発ロビーの車寄せで一服。ちなみに浦東2タミは制限区域内にも刑務所の運動場のような喫煙所が設置してある。1タミは忘れた。奥にエアポートホテルが見えるが赤色ネオンテカテカでダサい。
中国渡航歴のある方ならおなじみの光景だが、建物内に入る際もX線手荷物検査があり荷物を下ろす必要があるなどウザい。空港のみならず例えば地下鉄に乗るだけでもX線検査がある国。当局は何に怯えているのか。
一般エリアには特に見どころが無いのでさっさと出国。出国審査もまあまあ並ぶが最悪なのが手荷物検査。モバイルバッテリーのチェックが厳しく時間がかかる。またライターも没収される。
浦東はPPで入れるラウンジが豊富でエアラインラウンジにも入室可能。ただしこの日は満席で仕方なく別のよく分からないラウンジで乞食。脱脂粉乳みたいなものを飲んだ記憶。
残念ながらバスゲートでした。A330なのでそれなりのバス待ち行列。
エコノミーは座席2-4-2配列。つまり通路側じゃなくても1人跨げば通路に出れるのでA330は結構好き。但しフィリピン航空で3-3-3配列の奴隷船仕様A330に当たったことがあり、それはかなり地獄だった。
私と隣の席のモニタのみ故障しており、隣のスペイン人が冗談交じりにビジネスに移動させてくれとCAに言っていたがあえなく撃沈。ただ深夜フライトだしコンテンツもショボいので影響なし。
午前1時前発のフライトで寝る体制だったが、安定飛行後すぐ機内食で叩き起こされる。メインからして意味不明の内容。豚肉と芋と左にあるのが米が全然入っていない無味のお粥。豆とパクチーのサラダ。デザートは亀ゼリー。20年以上前のユナイテッドで提供されたトレーいっぱいの生人参が人生のワースト機内食だが、今回はそれに迫る勢い。隣人から亀ゼリーとは何かと質問されたが答えられず。そういえばマレーシアにも恭和堂という亀ゼリー屋があらゆるモールに入居しているが、そんなに出店出来るほど中華系に人気なのか?
国航で提供されるビールはお膝元北京の燕京。東航は確か青島だった。中国は人口が多い分他にも哈爾浜や雪花などビールのブランドも多いが、味の違いが分かるほどには自身の経験が足りていない。ドリンクのお代わりを頻繁に訪ねてくるなど意外にも接客はまともだったりする。今回4レグ乗ったが総じて乗務員は良かった。
しっかり寝た後イタリアに差し掛かるタイミングで朝食。
はい出ました亀ゼリー2回目。隣のスペイン人のお口には合わないようだ。
まだ夜も明けぬうちに早着。バルセロナの入国審査は朝早いにも関わらず長蛇の列で抜けるまで1時間弱かかった。審査官が片言の日本語を喋る陽キャタイプでほっこり。
入国後直ぐに嫌いな会社のロゴがお出迎え。バルサの胸スポンサーだったか。気分わりー
ちなみにPPはここのプレミアムカードではなく、セゾンのアメックスゴールド経由で入手した。
空港内にはシーシャまで置いてる立派なタバコ屋があり、そこで一服。ヨーロッパのタバコはとんでもなく高い。
(元の期待値が低いため)言われるほど悪くはないけど積極的に乗ろうとは思わないエアチャイナのエコノミークラスのレポでした。帰りもあります。