2021年10月、マレーシアの政治の中心プトラジャヤに新たにダブルツリーbyヒルトンが開業した。その開業1週間後の宿泊記。
最寄りはKLIAトランジットのサイバージャヤ/プトラジャヤ駅だが、駅から離れているのでgrabを使う必要がある。(路線バスもあるらしいが詳細不明)空港から行く場合は空港から直接grabで乗りつけたほうが楽。そんな空港から遠くないし。
でこのDT、めちゃデカい。新築ではなくもともとPullmanであったものをリブランドしたもので、他のダブルツリーとはテイストが異なる。
プトラジャヤ湖に隣接しており、レジャー客・ファミリー層を狙っているためこんな感じの賑やかな外観。90年代に地方各地に建設された日本のテーマパークっぽい。
メインエントランスは地下になる。そこからエレベータで地上階に上がりフロントでチェックイン。フロント周りも煌びやかでやはり雰囲気が異なる。
敷地の中心に時計塔があって、その周りを4つの宿泊棟が囲むような複雑な造りになっている。自分の部屋がどこなのか迷ったりしてた。
子供用プールと大人用プールは別々の場所にある。子供用プールは結構気合の入った造りで楽しそう。俺も小学生に戻って遊びたい気分。大人用プールからは湖を一望できる。
ホテルの周り徒歩圏内にはほとんど何もないためか、DTには珍しく売店が併設されておりスナックや飲料程度ならここで調達できる。
続いて部屋の様子、今回チェックイン後にアップグレードされたので2タイプ紹介。
まず一番オーソドックスな部屋タイプである’King Guest Room'から。これでも十分な広さがある。バスルーム周りもちょっとお洒落。但しバスタブは無い。
続いて’King Executive Lake View Room'
写真だと伝わりづらいんだけど奥が出っ張っている分若干広い。ただ部屋自体は大差無く(アメニティのグレードが上がるなど細かい違いはあるが)、ここの売りとしてはベランダからの景色。
このようにプトラジャヤ湖を眺めることが出来、起きてベランダに出るとめちゃ気持ちの良い朝を迎えられる。(晴れていれば)
上級会員特典
チョウキットのガーデンインにて無駄宿泊を繰り返したことによってなんちゃってヒルトン・ダイヤモンド会員になりました。で今回ラウンジ乞食するぞー と息巻いていたところ、残念ながら閉鎖中とのことで代わりにカフェにて軽食サービスを頂く。(17時-19時)
店員にダイヤ会員の旨最初に伝えること。普通にカフェとしても営業中なので言わないと特典サービスを受けられない。メニューから好きな飲み物を注文できる。
軽食はこんな感じのやつを一人一台提供される。17時過ぎにこの量が提供されるので完食すると夕飯食べられなくなるかも。
他のサービスとしては夜の9時過ぎに部屋までフルーツとスナックを持ってきてくれる。こちらはテイクアウトさせてもらった。
朝食
朝食会場はこちらのmakan kitchenで。makanとはマレー語で食事するの意。
会場はかなり広く、入店に待たされる心配はないだろう。料理のバリエーションも豊富で、洋食はもちろん点心、ヌードルバーやマレー系料理、カレーなどこちらの食文化に合わせ準備されている。マレーシアのダブルツリーは朝食のクォリティが(値段のわりに)高いと思う。
まだ工事途中な箇所も多く、これから更に発展していくものと思われるがそれでも現時点で高品質なサービスを提供してくれたプトラジャヤのダブルツリー。KL市内と空港の丁度中間くらいに位置し、またプトラジャヤ自体ピンクモスクなど有名観光地を抱えているので、観光客向けに国境再開したら是非お勧めしたいホテル。
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